「助けてもらうこと」に慣れるまでの時間:境界線を引くのは、手放すためじゃなく守るため

「助けてもらうこと」に慣れるまで、時間がかかりました。
頭では必要だと分かっているのに、体が先に拒否するような感じです。

今、長女は完全不登校。
そして次女も、先週から“不登校の入口”にいるような状態になりました。
家の中にいる時間が増えて、わたしの頭の中の段取りも増えて、呼吸が浅くなる日があります。

「私がちゃんとしなきゃ」って、また出てくる。
でも同時に、「もう全部は抱えられない」とも思う。
今日は、その間にいる感覚をここに置きます。

目次

頼るのが下手なまま、現実が先に重くなる

発達障害の姉妹の育児をしていると、日常の中に“調整”が多いです。
学校、家、放課後、体調、気持ちの波。
うまくいく日もあるけれど、うまくいかない日の方が目立つ時期もあります。

長女が不登校になったとき、わたしの中で何かが変わりました。
「努力でどうにかする」の手応えが消えて、
代わりに「外枠が必要だ」という感覚が強くなりました。

それでも、助けてもらうことには慣れていなくて、
頼るほどに罪悪感が出たり、申し訳なさが残ったりしました。

今、次女も入口に立っています。
また生活の形が変わる予感がして、心が揺れています。
だからこそ、いまの自分に必要なのは「頑張り方」ではなく、
全部抱えないための境界線だと思うようになりました。

この文章は、次のような人に向けて書いています。

  • 不登校や行きしぶりで、家庭の負荷が急に増えた人
  • 発達障害の子育てで、ずっと調整役になっている人
  • 「頼るのが苦手」「助けてもらうのが申し訳ない」と感じやすい人
  • 頑張るほど心が荒れて、自分が嫌になる人
  • 外注化した方がいいと分かっているのに、踏み出せない人

よくある悩み(わたしもここにいる)

  • 助けてもらうほど、罪悪感が出る
  • 「自分の責任」を手放せない
  • 相談したいのに、言葉が出ない
  • 家族以外に状況を説明するのがしんどい
  • 頼ることで状況が悪化しそうで怖い
  • 休んでいるのに休めない(頭がずっと稼働している)

そして、いちばん根っこにあるのはこれかもしれません。

助けてもらうこと=弱い、みたいな感覚が抜けない。

助けてもらうことを「生活の仕組み」として扱えるようになる

ゴールは、理想の頼り方を完成させることではありません。
次の状態に近づくことです。

  • 助けてもらうことを、罪ではなく生活の設計として扱える
  • 境界線を引くことを「冷たさ」ではなく「守り」として理解できる
  • 全部を抱えず、外注化(外の手)を選べる
  • 揺れる日があっても、戻れる言葉を持てる

「助けてもらうこと」に慣れない理由は、心が“役割”に固定されているから

結論から言うと、慣れないのは性格だけじゃないと思います。
わたしの場合、心がずっと「母としての役割」に固定されていました。

  • ちゃんと整える役
  • 先回りする役
  • 迷惑をかけない役
  • 崩れない役

だから、助けてもらう=役割を放棄する、みたいに感じてしまう。
でも実際は、放棄じゃなくて再配置です。
家庭の中だけに集めていたものを、外へ分散する。

それが、外枠を作るということだと思います。

境界線を引くのは、手放すためじゃなく守るため

境界線って冷たく聞こえます。
でもわたしにとっては、守るための線でした。

  • これ以上は一人で抱えない
  • ここから先は外の手を借りる
  • 今日の自分の電池を使い切らない

境界線は、子どもを突き放す線ではなく、
親子が潰れないための線だったと思います。

外注化(外の手)に慣れるためのスモールステップ

いきなり大きく頼るのは難しいです。
だから、慣れるまでの時間は“小さく”進める方が合いました。

1)「相談」だけを外注する

支援を使う前に、まず相談。
決めなくていい。ただ話すだけ。
それでも十分な一歩です。

2)「時間」を外注する

ショートステイや放課後デイのように、
家庭の中から数時間だけ外枠を作る。
それだけで、家の空気が変わる日があります。

3)「判断」を外注する

一人で決めない。
支援者と一緒に、選択肢を並べる。
それは甘えではなく、誤作動を減らす方法です。

いまの私の心情:長女と次女の間で揺れる

長女が完全不登校になってから、
「回す」だけでは届かない領域があると知りました。

次女が入口に立った今、
わたしの中にまた焦りが出ます。
「同時に来たらどうしよう」って。

でも、同時に思うんです。
ここで全部抱えたら、わたしが先に壊れる。
壊れたら、結局誰も守れない。

だから、助けてもらうことに慣れるまでの時間を、
“遅れ”として扱わないようにしたい。
慣れていく途中そのものが、生活の再設計なんだと思いたい。

まとめ:助けてもらうことに慣れるには、時間が必要でいい

助けてもらうことに慣れるまで、時間がかかる。
それは当たり前のことかもしれません。

最後に、今日できる最小の一歩を置きます。

  • いま抱えていることを1つ、紙に書く
  • 外に出せるものを1つだけ選ぶ(相談でも、時間でも)
  • 「境界線は守り」と言葉にしてみる

今日は、この記録をここに置いておきます。

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